「お子さんは、あなたのお腹の中にいるよりも、外にいる方が安全です」
まるで母親失格だと言われたような、目の前が真っ暗になったあの日から、もう13年が経ちました。
748gで産まれた小さな女の子は、今では抱えるのもやっとなくらい、大きくたくましく、成長しました。
平和な毎日が当たり前なものだと思って生きてきた私たち夫婦に、生きることの厳しさや尊さ、楽しさを教えてくれた娘。
私が和太鼓と出会ったのも、そんな娘のおかげです。
目が見えない娘のためにと思って始めた和太鼓は、気づけば私自身のチャレンジの場になりました。
娘からもらったチャンス。いかしていけるように、これからも精いっぱい、がんばります！